社会適応障害は早期発見が要|スルーアウェイストレス

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ストレス因子に反応

カウンセリング

社会適応障害の症状は、その患者が辛いと感じた経験をストレス因子として現れます。そのため、不安感や憂うつ気分、頭痛や発汗などの症状はストレス因子から遠ざかると緩和されることがあります。

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治療のキーは認知

あくび

社会適応障害の治療は、ストレス因子を排除したり、不安感やうつの症状を緩和するための薬を処方したり、認知の歪みを正して適応能力を高めたりして、総合的に行われていきます。

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うつ病を併発する可能性

笑顔

社会適応障害は比較的原因のわかりやすい疾患ですが、長引いてうつ病を発症してしまうと原因が多角化し、治療が難しくなってしまいます。そのため、早めに発見して治療へつなげることが大切です。

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環境に馴染めなくなる病気

一昔前までは、甘えだとか弱い心を持っているだけなどと言われていた精神疾患ですが、近年は神経伝達物質のバランスの乱れなどが原因で起こるれっきとした病気であることが一般にも認知されるようになってきており、理解も進んできました。
そんな精神疾患は、大きく分けると発達障害、気分障害、不安障害の3つに分けられます。

よく知られているのは、発達障害です。発達障害は生まれ持った障害であり、アスペルガー症候群、自閉症、多動性障害などが含まれています。これらの発達障害を持って生まれた子どもに対しては、その他の子どもとは違ったケアが必要となります。
次に知られていて、一昔前は特に甘えだと言われていたのが気分障害です。気分障害にはうつ病、双極性障害などがあります。うつ病は基本的に気分が落ち込んでしまう病気で、無気力感や倦怠感などを伴い、長期間マイナス思考から抜けだせなくなります。双極性障害は躁うつ病とも呼ばれており、異様に気分がハイな躁状態と気分が落ち込んでいるうつ状態を繰り返す病気です。躁状態、うつ状態双方において注意が必要な病気ですが、最も危険なのは躁状態からうつ状態へ移るタイミングです。このタイミングは躁状態の異常な行動力を残しながらもうつ状態の気分の落ち込みがあるので、死にたいという気持ちをそのまま実行に移してしまう可能性が高くなるのです。

そして不安障害には、社会適応障害、社会不安障害、強迫性障害などがあります。そのうちここで紹介していくのは、社会適応障害です。
社会適応障害は、ある特定の出来事や特定の人物が引き金となり、精神面や身体面にさまざまな症状があらわれる疾患です。特定の出来事や人物というのは患者それぞれで、折り合いのつかない会社の上司だったり、何か失敗をしてしまった経験だったり、災害だったりと幅広くあります。こういったことがストレス因子となり、その人の不安を煽って、集中力の低下やイライラ、強い不安感や絶望感などがあらわれてきます。

こういった不安や集中力の低下など精神面の症状はうつ病にも似たようなものが見られることから、うつ病と勘違いされることもあります。しかし、うつ病はこういった症状が慢性的に連続するのに対し、社会適応障害の場合はストレス因子から遠ざかると症状が緩和されることが多く、この点において区別されます。
ちなみに似たような名前の社会不安障害は、社会適応障害と違って明確なストレス因子があるわけではなく、プレッシャーを感じるような場面に立たされたときに強い緊張を感じて何もできなくなる疾患です。プレッシャーを感じる場面というのは例えば催し物のスピーチや会社のプレゼンなど、注目を浴びる環境、評価を受けてしまう環境があります。